1796年アメリカ大統領選挙
1796年11月3日から12月6日まで(1796年連邦選挙法(1792年3月1日制定・act_1792)が定める、選挙人が投票する12月第1水曜日=1796年12月7日の34日前から1日前までの窓)に16州で選挙人が任命・選出された。現職副大統領のジョン・アダムズが選挙人票71票(過半数70票以上)を得て第2代大統領に選出された。第2票(副大統領票)は元国務長官のトーマス・ジェファーソンが68票で次点となり、当時の制度(憲法修正第12条より前は最多得票者が大統領・次点が副大統領)によりそのまま副大統領に就任した――政敵関係にあったアダムズとジェファーソンが正副大統領の関係になるという、後世に「分裂した政権」と呼ばれる事態を招いた、この選挙で最も有名な帰結である。ほかにサウスカロライナ州選出でアダムズの副大統領候補だった連邦党のトーマス・ピンクニーが59票、アーロン・バーが30票、サミュエル・アダムズが15票、オリバー・エルズワースが11票、以下少数得票の候補が7名(ジョージ・クリントン7・ジョン・ジェイ5・ジェームズ・アイアデル3・ジョージ・ワシントン2・ジョン・ヘンリー2・サミュエル・ジョンストン2・チャールズ・コーツワース・ピンクニー1)を得票した(選挙人票合計276=選挙人138人×2票)。前回1792年からの変化点は、(1) テネシー(1796年6月に連邦加入)が初めて選挙人を送ったこと、(2) ジョージア・ノースカロライナの両州が州議会選出から住民投票へ切り替えたこと、の2点である。16州のうちコネチカット・デラウェア・ニュージャージー・ニューヨーク・ロードアイランド・サウスカロライナ・バーモントの7州は州議会が一般投票を経ずに選挙人を選び、初参加のテネシーは各郡の議員(州議会)が任命する「郡選挙人」が地区ごとに集まって大統領選挙人を選出するという、住民の投票を一切経ない間接選出方式だった(実質的に議会選出に分類する)。残るジョージア・ケンタッキー・メリーランド・マサチューセッツ・ニューハンプシャー・ノースカロライナ・ペンシルベニア・バージニアの8州は住民投票を伴う方式で選挙人を選んだ(方式は州により異なる。詳細は各州の行のnote参照)。この回についても、NARAおよび米国勢調査局(Series Y79-83)の集計にはこれらの州の住民投票の得票数が記録されておらず、全国的な一般得票の集計はできない。
州別の選挙人票の内訳(16州・候補者13名・合計276票=選挙人138人×2票)は、NARA(米国国立公文書館)の回次ページ(https://www.archives.gov/electoral-college/1796 )に掲載の州別表(列見出しに候補者名・Totals行に各候補の合計・脚注に各州の少数得票の内訳)と、米国勢調査局『Historical Statistics of the United States, Colonial Times to 1970』Part 2 Series Y79-83「Electoral and Popular Vote Cast for President, by Political Party: 1789 to 1968」(誌面1074ページ)の2出典で完全に一致することを確認した(候補者ごとの合計=アダムズ71・ジェファーソン68・T.ピンクニー59・バー30・S.アダムズ15・エルズワース11・クリントン7・ジェイ5・アイアデル3・ワシントン2・ヘンリー2・ジョンストン2・C.C.ピンクニー1、州ごとの合計もNARAの州別表とすべて一致)。加えてNARAの州別表は自己整合性の検算にも使えた=各州の合計(アダムズと最多得票の対立候補の合計、または州の脚注記載分を含めた合計)がその州の選挙人数×2に一致することを、16州すべてで確認した。/NARA回次ページ冒頭の要約欄「Other Opponents」は、少数得票の7名(クリントン・ジェイ・アイアデル・ジョンストン・ワシントン・ヘンリー・C.C.ピンクニー=票数7・5・3・2・2・2・1の合計22)しか列挙しておらず、より大きな得票を持つT.ピンクニー(59)・バー(30)・S.アダムズ(15)・エルズワース(11)の4名は要約欄に一切現れない。これはNARAの要約欄自体の記載漏れ・省略と判断した(州別表の列見出し・Totals行、および米国勢調査局Series Y79-83の双方にこの4名の得票が明記されており、脱漏ではなく単なる要約ボックスの省略である)。各候補の行のnoteに、この点を明記した。/政党について、NARA本文は「President: John Adams [Federalist]」「Main Opponent: Thomas Jefferson [Democratic-Republican]」の2名にだけ政党を明記し、残り11名には政党の記載が無い。米国勢調査局Series Yの同じ1796年の行は13名全員に政党を明記しており(Adams=Federalist、Jefferson=Democratic-Republican、T.Pinckney=Federalist、Burr=Anti-Federalist、S.Adams=Democratic-Republican、Ellsworth=Federalist、Clinton=Democratic-Republican、Jay=Independent-Federalist、Iredell=Federalist、Washington=Federalist、Henry=Independent、Johnston=Independent-Federalist、C.C.Pinckney=Independent-Federalist)、本ページはアダムズ・ジェファーソンの2名はNARAの明記を、残り11名は米国勢調査局Series Yの明記をそのまま採用した(1792年の前例と同じくNARAを優先し、NARAに記載の無い場合のみ他資料で補う方針。1792年と異なり本回はWikipedia等の学術文献に頼らずCensus単独で13名全員の政党を確認できた)。「Anti-Federalist」「Independent」「Independent-Federalist」という当時特有の党名区分は、現代の分類に寄せて置き換えず、出典の表記をそのまま日本語化した(反連邦党・無所属・独立系連邦党)。/州ごとの選挙人選出方式は The Green Papers「By whom U.S. PRESIDENTIAL ELECTORS were appointed」(https://www.thegreenpapers.com/Hx/ByWhomElectorsWereAppointed.phtml )の一覧表・脚注と、Wikipedia英語版「1796 United States presidential election」の Electoral college selection 節の選出方式表の両方で確認した。両者は、コネチカット・デラウェア・ニュージャージー・ニューヨーク・ロードアイランド・サウスカロライナ・バーモントの7州が州議会選出であること、ケンタッキー・メリーランド・ノースカロライナ・バージニアが選挙区ごとの住民投票による直接選出であること、ジョージア・ペンシルベニアが州全体の住民投票による直接選出であることについて完全に一致した。ジョージア・ノースカロライナはいずれも1792年の州議会選出から1796年に住民投票へ切り替わっており(Green Papers「Georgia: 1789--Legislature--1792 / the People / 1800--Legislature--1824」「North Carolina: Legislature(1792)/ 1796--the People--1808」、Wikipedia選出方式表も同旨)、これは前回1792年の報告が既に見込んでいた変化点である。/マサチューセッツは、1792年と同じ「14の連邦下院選挙区ごとの住民投票で過半数を得た候補を選挙人とし、過半数に届かない区に限り州議会(General Court)が事後選任する」多数決制が続いており、1796年は14区中7区で過半数に届かず州議会選任となった(Wikipedia英語版の州別記事「1796 United States presidential election in Massachusetts」が、Tufts大学・アメリカ古書協会のアーカイブ『A New Nation Votes: American Election Returns 1787-1825』所収の実際の得票数を典拠に、エドワード・ロビンズ「過半数に届かず、後に州議会によって【at-large】選挙人に選ばれた」、インクリース・サムナー「過半数に届かず、後に州議会によって【at-large】選挙人に選ばれた」、トーマス・ドーズ・ジュニア「過半数55.19%で当選」等、区ごとの当落を具体的に記す)。加えて、区の住民投票を経ない「州全体選出」の議席が2議席あり、これは常に州議会のみで任命された(純粋な議会選出。当選者のうち一部は「過半数に届かず後にat-large選挙人に選ばれた」者が兼ねる)。本ページは1792年の判断根拠(過半数を得た候補についてはその時点で住民投票のみで選挙人が確定し議会の関与が無いという多数決制が主たる仕組みであること)を踏襲し、マサチューセッツをstate_status空欄(住民投票州)として扱う。Wikipedia英語版「1796 United States presidential election」の全国比較表(Electoral college selection節)は、マサチューセッツの方式を「Two Electors appointed by the state legislature; each remaining Elector chosen by the state legislature from list of top two vote-getters in each congressional district」と記載しており、これは常に州議会が最終決定するかのような記述(1789年方式に近い記述)である。しかし州別記事(州ごとの実際の得票と「過半数に届いた/届かなかった」という個別の記録を、一次資料に近いTufts大学アーカイブへの参照付きで記す一次資料寄りの記事)はこれと整合しない(過半数を得た候補は住民投票のみで確定しており「top two からの議会選択」という手続きを経ていない)。本ページは、全国比較表よりも州別記事の記述を優先した(全国比較表は簡略化のための誤記または過度な一般化と判断する。The Green Papersの脚注も1792年と1796年の制度を「the People」を主体とする表記で扱っており、州別記事の描写と整合する)。/ニューハンプシャーは、1792年の「州全体の住民投票で過半数を得た候補を選挙人とし、届かない場合は上位得票者による決選投票(runoff)」という制度から、1796年は「決選投票」ではなく「州議会が上位2名から選任する」制度に戻った(The Green Papersの脚注「for this Presidential Election, NEW HAMPSHIRE returned to the system used back in 1789(see above)」による。1789年の脚注は「the People were to appoint the State's Electors; where Elector-candidates failed to gain a majority of the total vote, the Legislature ... would appoint Presidential Electors to fill any remaining unfilled slots」)。Wikipedia選出方式表も同旨(「Each Elector chosen by voters statewide; however, if no candidate wins majority, the state legislature appoints Elector from top two candidates」)。1796年はアダムズが得票率78.6%の大差で過半数を得たため(Wikipedia英語版の州別記事「1796 United States presidential election in New Hampshire」による)、実際には議会の出番は生じなかった。本ページは、1792年同様「過半数を得た候補は住民投票のみで確定する」という主たる仕組みに基づき、ニューハンプシャーをstate_status空欄(住民投票州)とする。/初参加のテネシーは、The Green Papersの脚注「the State was divided into three 'Electoral districts': Electors from each County were appointed by the Legislature; these 'State Electors' in each Electoral district would thereafter meet together to appoint the one Presidential Elector from their respective District」、およびWikipedia選出方式表・州別記事(Tufts大学アーカイブ典拠)が一致して記す、各郡ごとに州議会が「郡選挙人(county elector)」を任命し、地区内の郡選挙人が集まって大統領選挙人1人を選ぶという二段階の間接選出方式だった。有権者個人の投票が特定の人物を選挙人にするという行為を一切経ない(1789年のニューヨーク州「州議会が直接任命」・1792年のノースカロライナ州「選挙区ごとに議員が任命」と同じ性質)ため、本ページはテネシーを実質的に議会選出(state_status=legislature)として扱う。/このほか住民投票のあった8州について、各州の一般得票(住民投票の得票数)そのものはNARA・Census Series Yのいずれにも掲載が無く、本ページが検算に用いる一次資料には全国はもとより州単位の一般得票の集計も現れないため、popular_vote=no_national_tallyとし、全州でvotes欄を空欄にした(マサチューセッツの区ごとの実際の得票数はWikipedia州別記事に掲載されているが、これはTufts大学アーカイブという当サイトの検算対象外の資料に基づくものであり、当サイトが検算に用いる一次資料=NARA・Census Series Yのいずれにも現れないため、記録が無いと断定するのではなく「当サイトが検算に用いる一次資料には記載が無い」とだけ述べ、空欄のままとする=1792年是正の教訓を踏襲)。/vote_date_from=1796-11-03・vote_date=1796-12-06は、1792年連邦選挙法(act_1792)が定める「選挙人が投票する日=12月の第1水曜日」の34日前から1日前までという規定を、1796年12月の第1水曜日(1796年12月7日)から逆算して機械的に計算した値(world_content.pyのlaw_basis=act_1792の検証式と同一の計算式。1796年12月7日はニューハンプシャー州別記事が記す当地の選挙期間「November 4 to December 7, 1796」の終端とも整合する)。
選挙人票の結果
州ごとの結果
候補者別の結果
| 候補者 | 政党 | 選挙人票 | 当落 |
|---|---|---|---|
| ジョン・アダムズ John Adams州別内訳(コネチカット9・デラウェア3・メリーランド7・マサチューセッツ16・ニューハンプシャー6・ニュージャージー7・ニューヨーク12・ノースカロライナ1・ペンシルベニア1・ロードアイランド4・バーモント4・バージニア1=合計71)はNARA(米国国立公文書館)の回次ページと米国勢調査局『Historical Statistics of the United States, Colonial Times to 1970』Part 2 Series Y79-83(誌面1074ページ)の2出典で完全に一致することを確認した。政党はNARA本文が「President: John Adams [Federalist]」と明記するのに合わせて「連邦党」とした(米国勢調査局Series Yも同じくFederalistと明記)。選挙人票71票(過半数70票以上)を得て第2代大統領に選出された。 | 連邦党 | 71 | 当選 |
| トーマス・ジェファーソン Thomas Jefferson州別内訳(ジョージア4・ケンタッキー4・メリーランド4・ノースカロライナ11・ペンシルベニア14・サウスカロライナ8・テネシー3・バージニア20=合計68)はNARAの回次ページと米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党はNARA本文が「Main Opponent: Thomas Jefferson [Democratic-Republican]」と明記するのに合わせて「民主共和党」とした(米国勢調査局Series Yも同じくDemocratic-Republicanと明記)。選挙人票2位のため、当時の制度(憲法修正第12条より前は最多得票者が大統領・次点が副大統領)によりそのまま副大統領に選出された。政敵であるアダムズの下で副大統領を務めることになった、この選挙で最も歴史的に知られた帰結である。 | 民主共和党 | 68 | 副大統領 |
| トーマス・ピンクニー Thomas Pinckney州別内訳(コネチカット4・デラウェア3・メリーランド4・マサチューセッツ13・ニュージャージー7・ニューヨーク12・ノースカロライナ1・ペンシルベニア2・サウスカロライナ8・バーモント4・バージニア1=合計59)はNARAの回次ページの州別表(列見出し「Thomas Pinckney, of South Carolina」・Totals行59)と米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党はNARA本文に記載が無いため、米国勢調査局Series Yの明記「Federalist」を採用した(アダムズの副大統領候補として連邦党から擁立されたという歴史的通説とも整合する)。サウスカロライナ州選出。なお、NARA回次ページ冒頭の要約欄「Other Opponents」には、より少数得票の7名(クリントン・ジェイ・アイアデル・ジョンストン・ワシントン・ヘンリー・C.C.ピンクニー=footnote 1の一覧)しか挙げられておらず、本候補(州別表・米国勢調査局の両方で確認できる得票)は要約欄に記載が無い。これはNARAの要約欄自体の記載漏れと考えられる(州別表の列見出し・Totals行、および米国勢調査局Series Y79-83の双方に本候補の得票が明記されており、脱漏ではなく単なる要約の省略と判断した)。 | 連邦党 | 59 | 落選 |
| アーロン・バー Aaron Burr州別内訳(ケンタッキー4・メリーランド3・ノースカロライナ6・ペンシルベニア13・テネシー3・バージニア1=合計30)はNARAの回次ページの州別表(列見出し「Aaron Burr, of New York」・Totals行30)と米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党はNARA本文に記載が無いため、米国勢調査局Series Yの明記「Anti-Federalist」を採用した(同じく民主共和党系のジェファーソンやクリントンとは異なる党名区分で記録されている点は当時の党派表記が現代のような統一名称ではなかったことを示すものとして、そのまま踏襲する)。なお、NARA回次ページ冒頭の要約欄「Other Opponents」には、より少数得票の7名(クリントン・ジェイ・アイアデル・ジョンストン・ワシントン・ヘンリー・C.C.ピンクニー=footnote 1の一覧)しか挙げられておらず、本候補(州別表・米国勢調査局の両方で確認できる得票)は要約欄に記載が無い。これはNARAの要約欄自体の記載漏れと考えられる(州別表の列見出し・Totals行、および米国勢調査局Series Y79-83の双方に本候補の得票が明記されており、脱漏ではなく単なる要約の省略と判断した)。 | 反連邦党 | 30 | 落選 |
| サミュエル・アダムズ Samuel Adams州別内訳(バージニア15=合計15)はNARAの回次ページの州別表(列見出し「Samuel Adams, of Massachusetts」・Totals行15)と米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党はNARA本文に記載が無いため、米国勢調査局Series Yの明記「Democratic-Republican」を採用した。独立戦争期の指導者で当時マサチューセッツ州知事だった人物(大統領のジョン・アダムズとは血縁関係の遠い親戚)。バージニア州の選挙人がなぜマサチューセッツ州のサミュエル・アダムズに投票したのか、当サイトが参照した一次資料に明確な説明は無い。なお、NARA回次ページ冒頭の要約欄「Other Opponents」には、より少数得票の7名(クリントン・ジェイ・アイアデル・ジョンストン・ワシントン・ヘンリー・C.C.ピンクニー=footnote 1の一覧)しか挙げられておらず、本候補(州別表・米国勢調査局の両方で確認できる得票)は要約欄に記載が無い。これはNARAの要約欄自体の記載漏れと考えられる(州別表の列見出し・Totals行、および米国勢調査局Series Y79-83の双方に本候補の得票が明記されており、脱漏ではなく単なる要約の省略と判断した)。 | 民主共和党 | 15 | 落選 |
| オリバー・エルズワース Oliver Ellsworth州別内訳(マサチューセッツ1・ニューハンプシャー6・ロードアイランド4=合計11)はNARAの回次ページの州別表(列見出し「Oliver Ellsworth, of Connecticut」・Totals行11)と米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党はNARA本文に記載が無いため、米国勢調査局Series Yの明記「Federalist」を採用した。当時連邦最高裁判所長官だった人物。なお、NARA回次ページ冒頭の要約欄「Other Opponents」には、より少数得票の7名(クリントン・ジェイ・アイアデル・ジョンストン・ワシントン・ヘンリー・C.C.ピンクニー=footnote 1の一覧)しか挙げられておらず、本候補(州別表・米国勢調査局の両方で確認できる得票)は要約欄に記載が無い。これはNARAの要約欄自体の記載漏れと考えられる(州別表の列見出し・Totals行、および米国勢調査局Series Y79-83の双方に本候補の得票が明記されており、脱漏ではなく単なる要約の省略と判断した)。 | 連邦党 | 11 | 落選 |
| ジョージ・クリントン George Clinton州別内訳(ジョージア4・バージニア3=合計7)はNARAの脚注(ジョージア・バージニアの各州がクリントンにも投票したとの注記)・州別表と、米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党は米国勢調査局Series Yの明記「Democratic-Republican」を採用した。ニューヨーク州知事。1792年選挙の副大統領候補(得票50)から大幅に得票を減らした。 | 民主共和党 | 7 | 落選 |
| ジョン・ジェイ John Jay州別内訳(コネチカット5=合計5)はNARAの脚注(コネチカットがジェイにも投票したとの注記)と米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党は米国勢調査局Series Yの明記「Independent-Federalist」を採用した(単純な「Federalist」ではなく「独立系連邦党」という区分で記録されている点をそのまま踏襲する)。当時ニューヨーク州知事。 | 独立系連邦党 | 5 | 落選 |
| ジェームズ・アイアデル James Iredell州別内訳(ノースカロライナ3=合計3)はNARAの脚注(ノースカロライナがアイアデルにも投票したとの注記)と米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党は米国勢調査局Series Yの明記「Federalist」を採用した。当時連邦最高裁判所陪席判事(ノースカロライナ州出身)。 | 連邦党 | 3 | 落選 |
| ジョージ・ワシントン George Washington州別内訳(ノースカロライナ1・バージニア1=合計2)はNARAの脚注(ノースカロライナ・バージニアの各州がワシントンにも投票したとの注記)と米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党は米国勢調査局Series Yの明記「Federalist」を採用した。1789年・1792年に満場一致で選出された初代大統領で、本回は出馬しなかったが慣例的に少数の選挙人票を得た。 | 連邦党 | 2 | 落選 |
| ジョン・ヘンリー John Henry州別内訳(メリーランド2=合計2)はNARAの脚注(メリーランドがヘンリーにも投票したとの注記)と米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党は米国勢調査局Series Yの明記「Independent」を採用した。メリーランド州選出(後の同州知事)。 | 無所属 | 2 | 落選 |
| サミュエル・ジョンストン Samuel Johnston州別内訳(マサチューセッツ2=合計2)はNARAの脚注(マサチューセッツがジョンストンにも投票したとの注記)と米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党は米国勢調査局Series Yの明記「Independent-Federalist」を採用した。ノースカロライナ州選出(元同州知事・連邦上院議員)。 | 独立系連邦党 | 2 | 落選 |
| チャールズ・コーツワース・ピンクニー Charles Cotesworth Pinckney州別内訳(ノースカロライナ1=合計1)はNARAの脚注(ノースカロライナがC.C.ピンクニーにも投票したとの注記)と米国勢調査局Series Y79-83の2出典で完全に一致することを確認した。政党は米国勢調査局Series Yの明記「Independent-Federalist」を採用した。サウスカロライナ州選出で、同州選出かつ本選挙の副大統領候補だったトーマス・ピンクニーの従兄弟にあたる別人(フルネームはチャールズ・コーツワース・ピンクニー。1800年・1804年・1808年選挙では連邦党の大統領候補となった)。NARA・米国勢調査局とも「C. C. Pinckney」と略記するため、混同を避けるためフルネームで収録する。 | 独立系連邦党 | 1 | 落選 |
この回は州議会が選挙人を選んだ州と一般投票で選んだ州が混在しており、全国の得票集計が成り立ちません。選挙人票と州ごとの結果は収録しています。
州ごとの一覧
| 州 | 候補者 | 政党 | 得票数 | 選挙人票 |
|---|---|---|---|---|
| コネチカット州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 9 |
| コネチカット州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | トーマス・ピンクニー | 連邦党 | — | 4 |
| コネチカット州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | ジョン・ジェイ | 独立系連邦党 | — | 5 |
| デラウェア州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 3 |
| デラウェア州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | トーマス・ピンクニー | 連邦党 | — | 3 |
| ジョージア州 | トーマス・ジェファーソン | 民主共和党 | — | 4 |
| ジョージア州 | ジョージ・クリントン | 民主共和党 | — | 4 |
| ケンタッキー州 | トーマス・ジェファーソン | 民主共和党 | — | 4 |
| ケンタッキー州 | アーロン・バー | 反連邦党 | — | 4 |
| メリーランド州 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 7 |
| メリーランド州 | トーマス・ジェファーソン | 民主共和党 | — | 4 |
| メリーランド州 | トーマス・ピンクニー | 連邦党 | — | 4 |
| メリーランド州 | アーロン・バー | 反連邦党 | — | 3 |
| メリーランド州 | ジョン・ヘンリー | 無所属 | — | 2 |
| マサチューセッツ州 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 16 |
| マサチューセッツ州 | トーマス・ピンクニー | 連邦党 | — | 13 |
| マサチューセッツ州 | オリバー・エルズワース | 連邦党 | — | 1 |
| マサチューセッツ州 | サミュエル・ジョンストン | 独立系連邦党 | — | 2 |
| ニューハンプシャー州 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 6 |
| ニューハンプシャー州 | オリバー・エルズワース | 連邦党 | — | 6 |
| ニュージャージー州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 7 |
| ニュージャージー州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | トーマス・ピンクニー | 連邦党 | — | 7 |
| ニューヨーク州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 12 |
| ニューヨーク州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | トーマス・ピンクニー | 連邦党 | — | 12 |
| ノースカロライナ州 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 1 |
| ノースカロライナ州 | トーマス・ジェファーソン | 民主共和党 | — | 11 |
| ノースカロライナ州 | トーマス・ピンクニー | 連邦党 | — | 1 |
| ノースカロライナ州 | アーロン・バー | 反連邦党 | — | 6 |
| ノースカロライナ州 | ジェームズ・アイアデル | 連邦党 | — | 3 |
| ノースカロライナ州 | ジョージ・ワシントン | 連邦党 | — | 1 |
| ノースカロライナ州 | チャールズ・コーツワース・ピンクニー | 独立系連邦党 | — | 1 |
| ペンシルベニア州 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 1 |
| ペンシルベニア州 | トーマス・ジェファーソン | 民主共和党 | — | 14 |
| ペンシルベニア州 | トーマス・ピンクニー | 連邦党 | — | 2 |
| ペンシルベニア州 | アーロン・バー | 反連邦党 | — | 13 |
| ロードアイランド州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 4 |
| ロードアイランド州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | オリバー・エルズワース | 連邦党 | — | 4 |
| サウスカロライナ州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | トーマス・ジェファーソン | 民主共和党 | — | 8 |
| サウスカロライナ州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | トーマス・ピンクニー | 連邦党 | — | 8 |
| テネシー州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | トーマス・ジェファーソン | 民主共和党 | — | 3 |
| テネシー州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | アーロン・バー | 反連邦党 | — | 3 |
| バーモント州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 4 |
| バーモント州州議会など、州全体で統一的な一般投票を行わない手続きで選挙人が選ばれました。 | トーマス・ピンクニー | 連邦党 | — | 4 |
| バージニア州 | ジョン・アダムズ | 連邦党 | — | 1 |
| バージニア州 | トーマス・ジェファーソン | 民主共和党 | — | 20 |
| バージニア州 | トーマス・ピンクニー | 連邦党 | — | 1 |
| バージニア州 | アーロン・バー | 反連邦党 | — | 1 |
| バージニア州 | サミュエル・アダムズ | 民主共和党 | — | 15 |
| バージニア州 | ジョージ・クリントン | 民主共和党 | — | 3 |
| バージニア州 | ジョージ・ワシントン | 連邦党 | — | 1 |