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アメリカ大統領選挙

アメリカ大統領選挙の仕組み(選挙人団制度)と、歴代の結果(州別の選挙人票・全国得票)、次回2028年の日程をまとめました。

次回
2028年アメリカ大統領選挙
投票日 2028/11/07(予定) / 次回のアメリカ大統領選挙は2028年11月7日(火曜日)に投票が行われる予定です。

30秒でわかるアメリカ大統領選挙

選挙人
538総数
当選に必要
270票(過半数)
収録
60回分
任期
4年ごとに投票

選挙人制度とは

アメリカ大統領選挙とは

アメリカ合衆国の大統領・副大統領は、有権者による直接選挙ではなく、各州で選ばれた「選挙人」で構成される選挙人団(Electoral College)によって選出されます。選挙人の総数は538人(各州の上下両院議員数の合計+ワシントンD.C.の3人)で、過半数の270人を獲得した候補が当選します。選挙人の総数は、州の昇格や国勢調査に基づく議席の再配分によって変わります(本ページが収録する最初の回である1789年は69人で、538人になったのは1964年の選挙からです)。

選挙人の割り当てと勝者総取り方式

各州に割り当てられる選挙人の数は、その州の連邦議会上下両院の議員数(上院2人+下院の議席数)と同じです。ほとんどの州では、その州で最も多く得票した候補が州の選挙人を全員獲得する「勝者総取り」方式を採っています。メイン州とネブラスカ州は例外で、下院の選挙区ごとに1人ずつ選挙人を配分し、残り2人を州全体の得票トップの候補に配分する方式のため、1つの州で選挙人票が複数の候補に分かれることがあります。

いつ行われるか

投票日は連邦法(合衆国法典第3編第21条)により「11月の第1月曜日の翌日の火曜日」と定められています。次回は2028年11月7日の予定です。

このページの結果の見方

歴代の結果は、州ごとの選挙人票と得票数、および全国の候補者別の選挙人票・得票数を載せています。選挙人票が複数の候補に分かれた州は、候補ごとに行を分けて表示しています。

このページの収録範囲について

このページは1789年から2024年までの60回すべて(4年おきに実施)を収録しています。全60回について、州別の選挙人票・州別の得票数・全国の候補者別の得票数と選挙人票を掲載しています。ただし、一般投票を行わず州議会(またはこれに準じる州の統治機関)が選挙人を選んだ州は、収録期間を通じて数多くあります(延べ92州・年、21回に及びます)。該当する州には州別の得票がありません。詳細は各回のページの注記をご確認ください。また、全国の得票率が5%未満で、かつ選挙人票を得ていない候補は掲載していません(選挙人票を得た人物は、全国の得票率にかかわらず掲載しています)。

1804年より前の選挙制度と、下院が決めた大統領選挙について

合衆国憲法修正第12条が発効した1804年の選挙より前(1789年・1792年・1796年・1800年の4回)は、選挙人1人が2票を投じて2名の異なる人物に投票し、最多得票者が大統領、次点者が副大統領に就任する制度でした(このためこれら4回のページは、大統領票と副大統領票を分けない専用の形式で得票を表示しています)。本ページが収録する60回のうち、選挙人団で過半数の決着がつかず、憲法の規定により下院が大統領を選んだ回は2回あります。1800年は、2名の候補がともに過半数の選挙人票を得たうえで同数だったため、下院がこの2名から選出しました。1824年は、選挙人票で過半数に達した候補がいなかったため、上位3名の中から下院が選出しました。また、1789年から1820年までの9回は、一般投票を行わない州と行う州が混在していたうえ、一般投票を行った州についても選挙人個人の得票を集計した記録が現存しないため、全国の一般得票の総数を示す数字がありません(州ごとの選出方式や記録の有無は各回のページの注記に記載しています)。

得票数の集計基準について

1789年から1844年までの15回は、選挙人票と選挙人総数をいずれも NARA(米国国立公文書館)の回次ページに載る確定資料を出典としています。全国・州別の一般得票については、1824年から1844年までの6回は The American Presidency Project(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)が集計を持っており、1848年以降と同じ出典構成で掲載しています。候補者ごとの得票について、この6回も本ページが採る値と他の集計との差を候補者ごとの注記で開示しています(比較対象は米国勢調査局『Historical Statistics of the United States, Colonial Times to 1970』Series Y 79-83で、Wikipediaや民間の集計サイトの値とは比較していません)。一方、1789年から1820年までの9回は The American Presidency Project に全国・州別の一般得票の集計が無く、この時期はそもそも一般投票を行わず州議会が選挙人を選んだ州と、住民投票で選挙人を選んだ州が混在していたうえ、住民投票を行った州についても選挙人個人の得票を集計した記録が現存しないため、いずれの回にも全国の一般得票の総数がありません。この9回については、NARAの回次ページの記述に加え、ジョージ・ワシントン文書編纂事業(バージニア大学の「The Washington Papers」)やTufts大学のアーカイブ「A New Nation Votes」など、当時の記録を編纂した資料も参照して州ごとの選挙人選出方式や得票の記録の有無を確認していますが、これらの資料によっても欠けている全国集計を補うことはしていません。得票数の出典は、これ以降の年代でも異なります。1848年から1900年までの14回は、全国・州別とも The American Presidency Project(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)の集計を、選挙人票は NARA(米国国立公文書館)の回次ページに載る確定資料を出典としています。1904年から1956年までの14回は、全国・州別とも The American Presidency Project(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)の集計を出典としています。1960年・1964年・1968年・1972年・1976年・1980年は、州別の得票数を米国下院書記官(Clerk of the House of Representatives)の確定統計(それぞれ『Statistics of the Presidential and Congressional Election of November 8, 1960』『Statistics of the Congressional and Presidential Election of November 3, 1964』『Statistics of the Presidential and Congressional Election of November 5, 1968』『Statistics of the Presidential and Congressional Election of November 7, 1972』『Statistics of the Presidential and Congressional Election of November 2, 1976』『Statistics of the Presidential and Congressional Election of November 4, 1980』)から取っています。全国の得票数は、1960年・1964年・1972年・1976年・1980年は米国商務省センサス局『Statistical Abstract of the United States』(同書は下院書記官の集計を典拠として掲載)から、1968年は下院書記官の資料そのものから取っています(1968年はハンフリーの得票について両資料に91,000票の差があり、州別の内訳と一致させるため下院書記官の値を採用しています。詳細は同年のページの注記を参照)。1984年から2024年までの11回は、全国・州別とも連邦選挙委員会(FEC)の集計を出典としています。同じ選挙であっても、集計する機関によって得票数が異なることがあります(直筆投票=write-inの扱い、複数の党の名義で立候補した候補の得票を合算するかどうかなどの違いによります)。1904年から1960年までについては、本ページが採る値と他の集計との差を、候補者ごとの注記で開示しています(突き合わせる相手は回によって異なり、最大で2通りです。米国勢調査局『Historical Statistics of the United States, Colonial Times to 1970』Series Y 79-83、米国下院書記官の確定統計のいずれかを、その回に使える資料に応じて用いています)。当サイトでは、回ごとに1つの資料に基準をそろえて掲載し、出典は各候補の行に記載しています。

選挙人の総数と過半数ライン

選挙人 538
538

縦線は多数派に必要な270票(総数538の過半数)。

歴代の結果

歴代の政権交代

17892024

党派別の選挙人票の推移

共和党民主党
01452904355801828186419001936197220082024

1872年の民主党は、候補者はいましたが選挙人票が0でした(詳しくはその年のページを参照してください)。

投票率の推移

投票率
20%38%55%73%90%1824186018961932196820042024

投票率は、有権者資格人口(VEP=Voting-Eligible Population。有権者年齢人口から市民権を持たない人・重罪による選挙権停止者などを除いた推計人口)を分母とする学術プロジェクトの推計値です(Michael McDonald氏「United States Elections Project」による集計・出典: UF Election Lab公開データセット)。アメリカには全国一律の公式投票率統計が無いため、この推計値を掲載しています。

歴代一覧表

選挙投票日投票率当選者政党選挙人票得票率
20242024/11/0564.30%ドナルド・トランプ共和党31249.80%
20202020/11/0366.38%ジョー・バイデン民主党30651.31%
20162016/11/0860.10%ドナルド・トランプ共和党30446.09%
20122012/11/0658.60%バラク・オバマ民主党33251.06%
20082008/11/0461.60%バラク・オバマ民主党36552.93%
20042004/11/0260.10%ジョージ・W・ブッシュ共和党28650.73%
20002000/11/0754.20%ジョージ・W・ブッシュ共和党27147.87%
19961996/11/0551.70%ビル・クリントン民主党37949.24%
19921992/11/0358.10%ビル・クリントン民主党37043.01%
19881988/11/0852.80%ジョージ・ブッシュ共和党42653.37%
19841984/11/0655.20%ロナルド・レーガン共和党52558.77%
19801980/11/0454.20%ロナルド・レーガン共和党48950.46%
19761976/11/0254.80%ジミー・カーター民主党29750.03%
19721972/11/0756.20%リチャード・ニクソン共和党52060.21%
19681968/11/0562.50%リチャード・ニクソン共和党30143.42%
19641964/11/0362.80%リンドン・ジョンソン民主党48661.09%
19601960/11/0863.80%ジョン・F・ケネディ民主党30349.72%
19561956/11/0660.20%ドワイト・D・アイゼンハワー共和党45757.38%
19521952/11/0462.30%ドワイト・D・アイゼンハワー共和党44254.88%
19481948/11/0252.20%ハリー・S・トルーマン民主党30349.51%
19441944/11/0755.90%フランクリン・D・ルーズベルト民主党43253.39%
19401940/11/0562.40%フランクリン・D・ルーズベルト民主党44954.69%
19361936/11/0361.00%フランクリン・D・ルーズベルト民主党52360.79%
19321932/11/0856.90%フランクリン・D・ルーズベルト民主党47257.41%
19281928/11/0656.90%ハーバート・C・フーヴァー共和党44458.24%
19241924/11/0448.90%カルビン・クーリッジ共和党38254.04%
19201920/11/0249.20%ウォレン・G・ハーディング共和党40460.34%
19161916/11/0761.80%ウッドロウ・ウィルソン民主党27749.24%
19121912/11/0559.00%ウッドロウ・ウィルソン民主党43541.84%
19081908/11/0365.70%ウィリアム・H・タフト共和党32151.58%
19041904/11/0865.50%セオドア・ルーズベルト共和党33656.41%
19001900/11/0673.70%ウィリアム・マッキンリー共和党29251.67%
18961896/11/0379.60%ウィリアム・マッキンリー共和党27151.09%
18921892/11/0875.80%グロバー・クリーブランド民主党27746.01%
18881888/11/0680.50%ベンジャミン・ハリソン共和党23347.83%
18841884/11/0478.20%グロバー・クリーブランド民主党21948.87%
18801880/11/0280.50%ジェームズ・ガーフィールド共和党21448.30%
18761876/11/0782.60%ラザフォード・ヘイズ共和党18547.95%
18721872/11/0572.10%ユリシーズ・グラント共和党28655.61%
18681868/11/0380.90%ユリシーズ・グラント共和党21452.66%
18641864/11/0876.30%エイブラハム・リンカーン共和党21255.09%
18601860/11/0681.80%エイブラハム・リンカーン共和党18039.79%
18561856/11/0479.40%ジェームズ・ブキャナン民主党17445.28%
18521852/11/0269.50%フランクリン・ピアース民主党25450.84%
18481848/11/0772.80%ザカリー・テイラーホイッグ党16347.28%
18441844/10/31〜1844/12/03(州により異なる。詳しくは注記参照)79.20%ジェームズ・ポーク民主党17049.54%
18401840/10/29〜1840/12/01(州により異なる。詳しくは注記参照)80.30%ウィリアム・ヘンリー・ハリソンホイッグ党23452.88%
18361836/11/03〜1836/12/06(州により異なる。詳しくは注記参照)56.50%マーティン・ヴァン・ビューレン民主党17050.83%
18321832/11/01〜1832/12/04(州により異なる。詳しくは注記参照)57.00%アンドリュー・ジャクソン民主党21954.23%
18281828/10/30〜1828/12/02(州により異なる。詳しくは注記参照)57.30%アンドリュー・ジャクソン民主党17855.97%
18241824/10/28〜1824/11/30(州により異なる。詳しくは注記参照)26.90%ジョン・クインシー・アダムズ民主共和党8430.92%
18201820/11/02〜1820/12/05(州により異なる。詳しくは注記参照)ジェームズ・モンロー民主共和党231
18161816/10/31〜1816/12/03(州により異なる。詳しくは注記参照)ジェームズ・モンロー民主共和党183
18121812/10/29〜1812/12/01(州により異なる。詳しくは注記参照)ジェームズ・マディソン民主共和党128
18081808/11/03〜1808/12/06(州により異なる。詳しくは注記参照)ジェームズ・マディソン民主共和党122
18041804/11/01〜1804/12/04(州により異なる。詳しくは注記参照)トーマス・ジェファーソン民主共和党162
18001800/10/30〜1800/12/02(州により異なる。詳しくは注記参照)トーマス・ジェファーソン民主共和党73
17961796/11/03〜1796/12/06(州により異なる。詳しくは注記参照)ジョン・アダムズ連邦党71
17921792/11/01〜1792/12/04(州により異なる。詳しくは注記参照)ジョージ・ワシントン無所属132
17891789/01/07ジョージ・ワシントン無所属69

選挙人票・得票率は当選者のものです。詳しくは各回のページをご覧ください。

よくある質問

次のアメリカ大統領選挙はいつですか。

2028年11月7日(火曜日)に投票が行われる予定です。

アメリカ大統領選挙人とは何ですか。

各州の有権者によって選ばれ、実際に大統領・副大統領へ投票する人のことです。選挙人の総数は538人で、過半数の270人を獲得した候補が当選します。

なぜ全国の得票数で上回った候補が落選することがあるのですか。

大統領は有権者の直接投票ではなく、州ごとに配分された選挙人の獲得数(選挙人票)で決まるためです。多くの州が勝者総取り方式を採っているため、州ごとの得票の積み上げ方によっては、全国の総得票数で下回った候補が選挙人票の過半数を獲得して当選することがあります。

メイン州・ネブラスカ州の選挙人はなぜ分かれることがあるのですか。

この2州は下院の選挙区ごとに1人ずつ選挙人を配分し、残り2人(上院分)を州全体の得票トップの候補に配分する方式を採っているためです。他の48州とワシントンD.C.は勝者総取り方式です。

出典

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